小原自動車工業

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2017年06月08日

オートマチックオイルの交換、どうしてる?

エンジンオイルは定期交換が必要な事は既にご存知だと思いますが、オートマチックオイルの交換の必要性や交換時期はご存知ですか?
今回はオートマチックオイルのメンテナンスについてのお話です。

オートマチックオイルとは?

ギアを切り替える時の変速ショックを軽減するのが、オートマチックオイルです。
「オートマオイル」「ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)」「CVTF(コンティニュアスリー・バリアブル・トランスミッション・フルード)」と呼ばれる事もあります。
エンジンのパワーを確実にタイヤに伝えるという大切な働きもあり、オートマチックオイルの状態が、車の走りに大きな影響を与えるのです。

オートマチックオイルの交換は必要なのか?

オートマチックオイルは「無交換でも大丈夫」だとか、「10万km毎の交換」だとか、メーカーの整備手帳に書かれている車もあります。
一昔前には、「オートマチックオイルを交換すると壊れる」と言われていた事も。
しかし、エンジンオイルと同じ「オイル」であるオートマチックオイルは、高温や汚れで劣化します。
劣化すれば変速時に「ガクッ」というショックを感じたり、走りが悪くなってしまいます。
交換時期は使用状況によって異なりますが、オートマチックオイルの交換は必須です。

どんな使用状況がオートマチックオイルの負担になる?

  • 悪路走行が多い(走行距離の30%以上が未舗装路や雪道、登降坂道など)。
  • 走行距離が多い(乗用車の場合、2万km以上/年)。
  • 短距離や高地での走行が多い(走行距離の30%以上が8km/回以下の短距離や、標高2000m以上の高地)。

こうしたシビアコンディション(一般より激しい使用状況)はオートマチックオイルの負担になります。
上記以外にも、高回転での走行や長時間のアイドリング、急発進・急加速、長時間の渋滞走行などもシビアコンディションにあたります。
普段買い物や通勤にしか使わなかったり、エアコンを常用しているなど、シビアコンディションに近い使い方をしている車は案外多いはず。
このような場合は、年数や走行距離、オイルの状態をみて交換を判断しましょう。

オートマチックオイルの交換時期は?

シビアコンディションに該当する車やそれに準じる場合は、2年又は2万km毎の交換がオススメ。
新車の場合も、初期は部品から金属カスが出てオイルを汚しやすいので、早めの交換が先々の快適走行長持ちにつながります。
オートマチックオイルの状態はゲージで確認できるので、エンジンオイル交換時や定期点検時に相談してください。

オートマチックオイルを交換しないとどうなる?

オートマチックオイルが劣化したまま走行を続けると、スムーズに変速をしない、変速時にショックが大きくなる、などの症状が出てきます。
そうなってしまってからだと、オートマチックオイルだけ交換しても直らないことが多いです。
交換が遅れると大がかりな修理、大きな出費につながるオートマチックオイル。定期的に年数や走行距離で交換することが、無駄な出費やトラブル防止になります。

コバックでは、トラブルを未然に防ぐための予防整備を推奨しています。
オートマチックオイルも正に予防整備が有効な部品の一つです。

車検のコバック沼津店・長泉店は、
仮予約OK、キャンセル無料ですので、この機会にぜひご予約ください。

仮予約のご相談はこちら
≫ TEL(沼津店)0120-19-5892
≫ TEL(長泉店)0120-19-5829

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