小原自動車工業

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2017年12月26日

切れる前に予防整備!ファンベルト

今回は、ファンベルトについてのお話です。

そもそもファンベルトとは?

ファンベルトは、エンジンルームにあるゴム製のベルトです。
かつては、ラジエーターを冷却するためのファンを回すベルトであったことからファンベルトと呼ばれていましたが、現在はオルタネーター(発動機・充電器)、ウォーターポンプ(エンジンを冷却する)、パワーステアリング、エアコンなどを駆動させる役割があります。

ファンベルトが切れるとどうなる?

  1. ウォーターポンプがエンジンを冷却できなくなるので、オーバーヒートする。
  2. 発電ができなくなり、ライトやオーディオなどの電気系統が使えなくなり、バッテリーが上がる。
  3. エアコンが効かなくなる。
  4. パワステが効かなくなり、ハンドルが重くなる。
  5. 万一、高速道路上だったりすると、大事故につながる可能性もあるので要注意です!

ファンベルトが切れたら、即走行不能??

直ちにその場でエンジンが止まるわけではないですが、そのまま走行してしまうのは絶対NG!
ファンベルト交換だけなら1万円程度で済むものが、最悪エンジンの焼き付きが発生し、高額な修理費が必要になることもあります。
路肩など安全な場所に移動するにとどめ、ロードサービスやディーラー、整備工場などに連絡しましょう。

ファンベルトの交換時期はいつ?

ファンベルトが劣化すると、高音で「キュルキュルキュル」という音がするようになります。
これが「鳴き」と呼ばれる症状で、ベルトに亀裂や割れが発生している可能性があるので、直ちに整備工場で点検を受けましょう。
「鳴き」が発生しなくても、ゴム製品である以上、経年劣化は避けられないので時期を見て予防整備として交換した方がよいでしょう。
交換の目安は、車種や乗り方にもよりますが5万kmごとがお勧めです。

ファンベルトは自分で交換できる?

ファンベルトは車のエンジンにとって重要な役割を担う部品です。
交換後にはベルトの張り調整も必要で、調整が不十分だと「鳴き」が発生することもあります。よほどの専門知識を持ち合わせていない限り、自分での交換はオススメできません。車検や12ヶ月点検の際のチェック項目なので、そこで亀裂やワレが見つかれば早めに交換できますので、安心して車に乗り続けられるます。

通勤中でも、お出かけの途中でも、車のトラブルで予定が台無し!なんてイヤですよね。ファンベルトの不調は早期発見がカギ!そのためにも定期点検は欠かさず受けましょう。

車検のコバック沼津店・長泉店は、
仮予約OK、キャンセル無料ですので、この機会にぜひご予約ください。

仮予約のご相談はこちら
≫ TEL(沼津店)0120-19-5892
≫ TEL(長泉店)0120-19-5829

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